これがすし…?
こんにちは。明日は9月16日はメキシコの独立記念日です。花火を打ち上げてお祝いしたりしますが、レイノサだと銃声なんだか花火なんだかわかりませんね(笑)加えて、今回の記事は特に独立記念日とは関係ありません(笑)
今回のテーマはすしです。みなさんも知っているように、すしは世界中で大人気となっている日本食ですね。さらに海外で色々な形に変化し、カリフォルニアロールのように逆輸入されたものもあります。(開発は日本人)
メキシコでも当然すしは大人気ですが、日本人からすると衝撃的なものが多いです。海外では大定番のアボカド、クリームチーズ、エビをはじめ、メキシコでは肉、チレ(唐辛子)、チーズとかいうものまであります。これはこれでおいしいのですが、日本人からするとやはり別物です。では、メキシコでのおすし文化を見ていきましょう。
海外ですしというと基本的に巻きずしですね。握り寿司はNigiriと言われます。海外では海苔を内側に巻く手法が多いです。これは外側が真っ黒だと気持ち悪がる人が多いからとの理由です。
もう一つ多いのは内巻きにしたすしの外側に魚の切り身、アボカド、とびっこのようなもの、よくわからない色付きの薄いシート(色は様々)、たまに海苔が外側にきているものもあります。
メキシコだけなのか海外全般そうなのかわかりませんが、メニューに"Hot sushi"とあれば日本人は驚くでしょう。温かい寿司です。なんやねんそれというツッコミしか出てきません(笑)
Hot sushiの中でも特に驚いたのは「揚げずし」です。天ぷらを巻いているわけではありません。「すしを揚げて」いるのです。
すしに衣がついていますね(笑)私も好奇心で食べてみましたが、口に合いませんでした。そもそも揚げ物が好きでは無い、天ぷらが食べられないことも関係しているのでしょうか。普通の日本人の意見を聞いてみたいです。ただ、メキシコではこれは大人気で定番です。揚げた上にチリソースやわけわからんソースがかかっていることもあります。
もう1種類のHot sushiは「すしのオーブン焼き」です。何を言っているのかわからないと思いますが、巻きずしを作り、チーズや具材やソースを乗せオーブンで焼くのです。
焼いたものにソースをかけることもあります。炙りのような感覚でしょうか?(私は炙りの寿司もあまり好きでは無い…)こちらも食べたことがありますが、悪くはなかったです。組み合わせによってはおいしく食べられそうです。
メキシコでは通常のすし(=冷たいすし)より、Hot sushiの方が人気のようです。私はよく「日本のすしもこんな感じか?」と聞かれます。「Hot sushiという概念がない」と言うとかなり驚かれます。
さて、海外にはすしに何でも入れますが私の経験の中で衝撃だったのはフルーツを乗せているものでした…フルーツ!!!!
最初に食べたフルーツすしは「マンゴーすし」です。
もうね、あれですよ。おいしくないです(笑)フルーツと米を一緒にするな!!と声を大にして言いたい…
次に食べたのはつい最近です。「いちごロール」と「バナナ(揚げバナナ)ロール」です。
見て衝撃、食べたら笑いが止まらなかったです(笑)もはやこれはすしか!?と……これらもおいしくないです。メキシコ人が好きなのかも疑問です。考えた人に会ってみたいですね(笑)
他の地域の文化が、その地域に合わせて変化するのは自然なことです。しかし、ここまで変化したものも珍しいのではないかと感じます。だって現地人が好きなのかもわからないですから(笑)
私は海外のすしはSushiと言います(書きます)。すしはすしで構わないのですが、やはり日本人からすると別物です。ただ、アボカドやクリームチーズは酢飯と案外相性がいいので、そういったものが“おいしく”組み合わさっているSushiは好きです。
海外で「日本にもSuhsiはあるのか?」と言う人もいるくらい浸透した「すし」のお話でした。
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