通訳として
しょっちゅう書いてるなというツッコミはお止めください。続けるために時間あるときに書きます。
今日は職場の友人とご飯に行ってきました。レイノサに来てから一番楽しかったかもしれません(笑)相変わらずピンクやってますよ(笑)
私は通訳(産業通訳)として働いているわけですが、具体的に何をしているのかを紹介します。
通訳という職種からもわかるように、日本人とローカルスタッフ間の日‐西通訳が主な仕事です。会議や会話の通訳が一番多いです。他にはお客さんとの電話会議の通訳(主にスペイン語、たまに英語)、日本語資料の英語またはスペイン語への翻訳、たまに日本人のプライベート電話で代わりに話したりします(英語)(笑)
日英西の通訳ですが、メインはスペイン語です。英語も忘れないようにしなければなりません。そこが3か国語通訳の大変なところです。アメリカ側に工場のメインオフィスがあるので、そこでの会議の通訳もたまにあります。国境なので大半の人はスペイン語もできます。たまに日英西が飛び交った会議になります(笑)
「今日はアメリカで会議だ。」…国際的に活躍してる感じがしますねぇ。かっこいいですねぇ(笑)
しかしまぁ、隣町に行くくらいの感覚です。
まったく関係ないですが、私の地元は隣町(隣の市)に行くのに車で1時間~1時間半ほどかかります(笑)でっかいどうです。
通訳を利用して長いこと働いているクライアントの方が言うには「どれだけ言葉がうまくても通訳ができるものではない。すごく言葉が話せる人でも通訳となると全然ダメな人もいた。」だそうです。私は「言葉が出来てもコミュニケーションが取れない人、言葉が一切できなくてもコミュニケーションとれる人がいる」と思っていますし、実際に見たこと聞いたことがあります。難しいですね(笑)
一度外国語で生きるという道に入ったら一生勉強です。まぁ、私にとっては趣味を仕事にできたので嬉しいですし、最近褒められたのでやる気がさらに湧いてきました。
通訳の仕事に加えて私は製品の品質管理の仕事も手伝っています。まだ品質関連書類の更新や翻訳が多いですが、そのために現場のメキシコ人たちに情報収集しに行ったりします。がっつり関わるには業界のことも勉強しなければなりません。一切かかわりのなかった世界ですが、知ると面白いです。
そして、気になる収入です。一般の求人サイトで見たのは通訳経験5年~8年で約18万円~30万円です。経験が少ないともっと少ないでしょう。
メキシコの平均月収は約7000ペソ(約42000円)です。(賃金のデータは2015年のデータで、その時のメキシコペソの収入に現在のレート『1ペソ=約6円』をかけています)。職種によってだいぶ違いがありますし、地域によっても多少の差はあるでしょう。
メキシコの最低賃金は69ペソ/日(約414円)、平均日給は292ペソ(約1752円)です。日本円にするとものすごく安いですが、物価で換算するとこうなると一般的に言われています。ちょっと待て。。。日本よりは物価は安いが、そこまで言えるほど安いのかというのが私の実感です。一般的に日本の3分の1と言われています。確かに安いものはそれくらいですが、いざ生活する段階になり色々揃えるとなると日本並みのお金がかかります。家具や電化製品、電子機器は日本と同じか高いくらいではないでしょうか。また、レストランでの外食、飲み代、観光地、お土産等。。。日本でも一般的に値が張るものはメキシコでも同じくらいします。それが私の感覚です。
加えて普通の工場作業員の給料はとても低いです。私の印象では平均約4000~約4500ペソ(約24000円~約27000円)です。ちょっとした地位があってやっと平均くらいです。
またボーナスは年1回、12月にあります。なのでクリスマスボーナスとか言われています。月収の1.5倍が支払われます。また会社が貯金する制度や会社からお金を借りられる制度等があります。
ここに月収早見表があります。レートが今と違うのと職種がわかりませんが参考として貼っておきます。
私は3か国語通訳になることや語学力をある程度評価されたのでそれなりにもらっています。早見表の範囲内です。一番上でも一番下でもありません。あとはご想像にお任せします(笑)
先月の生活費を計算したら1か月約8万円でした。家賃や光熱費、外食、近場への週末2泊旅行含めてます。ケチすぎらず、浪費しすぎずを心がけています。しかし「異国で頑張っている‼」を言い訳に、自分を甘やかしている出費も少しあります(笑)台湾の友人の言っていたことに激しく同感です(笑)その友人のブログがこれ。たくさん記事があります。
ずっとここで。life in Taipei
なぜか最後に友人のブログを紹介することになりましたが、次回はメキシコの文化について書こうと思います。
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