車の探し方
本日マイカーが届きました。マーチです。
レイノサは車があったほうが便利です。また仕事でアメリカに行くこともたまにあるので車が必要ということで買いました。他国と同様、大都市であれば地下鉄やバスが街中を網羅していますが、レイノサではそうもいかないのです。みずたまーちにしたいです(笑)
メキシコではどのように車を買うのでしょうか。主に1.ディーラーで買う 2.ネットで探す 3.路上で売っている車を買う 4.個人間売買の4つに分けられると思います。
1.ディーラーで買う
一番に思いつく方法ですね。ここには新車が売っており、状態もよくサービス等は完全についているので一番信頼できるのではないでしょうか。ただ新車となるとやはり高い!! 中古車も扱っているディーラーもあります。中古車屋もないわけではないのですが、絶対数が少ないのと正規の中古車屋なのかどうかは怪しいところ。。。
2.ネットで探す
メキシコにも色々なものを売買できるサイトがあります。そのサイトで売り出し中の車を探すわけですね。しっかりとした情報が載っているものから、ほんの少ししか情報が載ってないものまで様々で、案外ネットで探すのは骨が折れます。また、車の写真は信頼するなということなので、実際に見に行く必要があります。検索バーに「メキシコ 車」と入れれば(もちろんスペイン語で!!)たくさんのサイトが出てきます。
3.路上で売っている車を買う
これは日本ではまず見かけないですね(笑) なんか高架下やスーパーの駐車場で車売っている人たちがいるんですよ(笑) ここにあるのは中古車で、10万円以下の車もあります。ぴかぴかなのからボロカスなのまで売っています。
4.個人間売買
メキシコで車のガラスに何かの番号やお金マーク$、Se vendeという文字が書いてある車を見たら、それはオーナーが車を売り出し中という意味です。たくさん見ますよ。また「何かの番号」というのは電話番号です。その車に興味があればそこに電話をかけて、交渉開始です。
・メキシコで車を買う時のポイント
ディーラ車は良いとして、それ以外の方法で車を買う場合は、1.保険がついているか 2.年式と走行距離 3.価格と支払い方法 4.車の状態確認(メカニックチェック、ディーラーの証明書があるか、エアバッグなど希望する装備はついているか..etc.)等のチェックは必須です。どんなに信頼できる人から買う場合でも欠かさないようにしましょう。
1.保険がついているか
これは万が一のためですね。保険がついていると勘違いしてたということがないように確認しましょう。もしついていなければ、保険へ加入しましょう。
2.年式と走行距離
私にとってはしっかりと安全に走れば何でもいいのですが、年式が新しくて走行距離が少ないほうが安全性が信頼できると言われました。メキシコにある何かを直しながら長く使うという精神は素晴らしいのですが、直し方が。。。(笑) また、壊れたら直せばいいと思っているのか、モノの扱いは基本的に雑です。そして修理と言っても、モノとして機能する状態であれば良いらしく、それでええんかっ!!と突っ込みたくなる直し方もアリ、壊れてても動くからええか!!な状態のものもアリです(笑)
メキシコではバンパーのない車、ベッコベコにへこんでる車、シートベルトなしな車、内側からドアが開かない車、スピードメーターが機能しない車、サビだらけの車等、日本だとすぐに警察に捕まりそうな車がたくさん走っています。動くからいいのです!! メキシコへ来た際は、ぜひツッコみながらお楽しみください(笑)
どんなに車が快調でも5万キロごとに点検するべきだと上司に言われたので、点検回数も聞いたほうがよいでしょう。全くしていない可能性もあります。していないのに「した」という可能性もあります。
3.価格と支払い方法
メキシコには「青本」と呼ばれるものがあり、そこに車の年式、車種、走行距離...etc...に応じた販売価格の目安が書いています。販売者はそれを目安に価格を付けるべきなのですが、ネットを探すとやはり高めに設定されています。状態が良い場合は少し上乗せすることも可能です。例えば、私のマーチは2014年式で走行距離4万4千キロで、保険まですべて込みなのですが、ネットで見たある車は年式は2006年、走行距離は16万キロ、保険などは不明で私の車より高かったです。それをみた上司は「ぼったくりやん!!」と叫んでいました(笑)
支払いはディーラー以外だと現金一括が多いです。ディーラーではローンを組めたりカードで一括で払えたりしますが、その他の場合すぐにお金が必要な状態であるか、現オーナーが新しい車の資金の足しにするために一括で払うことを好みます。
4.車の状態確認
希望する装備があるか、ディーラーの証明書があるか(証明書付きのを買いたい場合)、車に傷はあるか、事故経験はあるか、今までのオーナー数は?....etc. 自分が希望する状態であるかを確認しましょう。販売サイトには書いていない情報や嘘の情報もあり得るので、現オーナーへの直接確認と実際に見ることは必須です。例えば、私が候補に挙げていたある車は「事故歴/ぶつけなし」と書いてありましたが、写真をよく見ると車の所々に傷があります。多分「擦ったことはあるがぶつけたことはない」と言いたいのでしょう(笑) これを嘘とみなすかはお任せしますが、車に限らず嘘の情報があふれているので気を付けてください。メキシコ人めっちゃ嘘つきます(笑)
車の状態確認のなかで一番大事なのはメカニックチェックです。これは整備士に希望する車のエンジン等の点検をしてもらうことです。元々あった車のエンジンとは違うしょーもないエンジンか動かないエンジンに載せ替えられている可能性もあるからです。
現オーナーが整備士を用意してくる場合もありますが、オーナーと整備士が結託して騙すこともあるので、必ず自分が信頼できる整備士を連れて行きましょう。メカニックチェックを夜にしようと言ってくるオーナーは怪しいです。
・私の車の買い方
ディーラー、ネットでも探しましたが、上司の旦那の親戚から買うことになりました。日産マーチ、2014年式、走行44千キロ、MT、保険と証明書も安全に必要な装備もすべてついており、状態もばっちりです。しかしそれでもメカニックチェックは行いました。当然問題はなかったです。価格は110,000ペソ(約66万~68万円)です。状態から見るとかなりお買い得でした。
メキシコの免許を取って約2か月、予定よりだいぶ遅れましたがやっと車が手に入りました。これでアメリカにも気軽に遊びに行けますし、仕事にもちょいちょい呼ばれるでしょう。気を付けて運転します。
・メキシコの交通事情
「海外は運転がやばい」と言われてる通り、メキシコも運転は荒いです。普段はのんびり屋の多いメキシコ人達ですが、運転は全くのんびりしていないです(笑) 交差点の信号が青になったらすぐにクラクションを鳴らします。ある人が実際に調べたところ、信号が青になってから約0.7秒たったらクラクションを鳴らすようです。市バスはもはやジェットコースターです。車体もぼろいし、運転も荒い。しかしそれでもなかなかぶつからないので運転が上手いんだか下手なんだか(笑) ある友人は市バスがやたらと飛ばす理由をこう言っていました。「バスのルートで決められた時間があり、それを超えると罰金がつくから」だそうです。その罰金もやたらと高く、しかも秒単位で決められているようです。
交通ルールは、左ハンドル・右側走行・車優先・飲酒運転OKです。赤信号は車が来ていなければ無視する人もいます。この間メキシコシティで日本人が乗ったタクシーが赤信号で停車中に武装した強盗に襲われたという事件がありました。しかし、信号を守る人が多いことから推測するとそこまで信号停車中の車への強盗は多くないと思われます。まぁ地区にもよると思うのですが。赤信号で止まっていると、物乞い、物売り、ガラス拭き、大道芸など色々な人が寄ってきます。
また免許は必要書類とお金を払えば、16歳以上ならだれでも取れます。一応初めて免許を取る人には試験があるようですが、どのようなものかはわかりません。メキシコは国際免許は効きません。私の場合、自国の免許があれば試験免除と言われましたが、日本語でしか書いていないのにそれを見て日本の免許だとわかるのかと疑問です(笑) 。多分それっぽいものを出して免許だと言えば認めてくれるのでしょう(笑) 日本の免許証を学生証だと言い張って割引受ける旅行者にも何人か出会ったことがあります(笑) 私は国際免許も取得していったので免許保持者の証拠としてそれもみせました。
早速練習がてらちょっと乗り回してみました。まぁ、普通に問題なく走ります。あとは事故しないように気を付けて運転するだけです。上司夫婦がサンシェードとガソリンと盗難防止用ハンドルロックをプレゼントしてくれました。あとはナンバープレートの登録を変えて完全に手続きは終了です。現ナンバープレートは、なんとプエブラのものでした。懐かしいです。
さて10月は仕事もプライベートも予定が多いので忙しくなりそうです。とりあえず車が来てホッとしました。
Bye~
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