旅行:コスメル島(Isla de Cozumel)
カルメン旅行3日目は、カルメンのすぐ近くにあるコスメル島に行きます。
本土から約10キロ、フェリーで約30分の位置にあり気軽に行けます。フェリーの会社は数社あり、運行時間も朝5時台~23時まであるので行き帰りに困ることはないです。往復チケットを買えば、帰りはどの便にも乗れるので便利です。ただ、会社によって運行時間や値段が違い、当然ですが復路のチケットはその会社の船にしか乗れません。「21時に帰ろうと思ったけど、チケット買った会社は20時までしかやってなかった!!」ということがないようにしましょう。
この日は天気が良く暑かったです。
フェリー乗り場はバスターミナルのすぐ近くにあります。迷うことなく行ける距離です。
フェリーの待ち時間に前の記事で紹介したBurritosたちを、カリブ海を眺めながら食べます。
フェリーはエアコンの効いた席から風を感じられるデッキの席まで色々あります。
そんなこんなでコスメルに到着です。
写真の後ろには豪華客船が見えます。コスメルはカリブ海クルーズ船の寄港地によく選ばれるのか、豪華客船はしょっちゅう停泊しています。
さてコスメルでは何ができるのでしょうか。島だけあってダイビング、スノーケリング、フィッシング、ビーチ等マリンアクティビティが充実しています。またウォーターパークもあり、そこでも色々なことが出いるようです。コスメルも日本人に人気の地なので、日本語でも情報はたくさん出てきます。ここで書くときりがないので私は書きませんので、興味ある方は調べてみてください。コスメルにも日本人宿があります。
私は時間あるときはダイビングやフィッシングをしますが、今回は日帰りなのでそれらはしませんが、いつものように車を借りて島一周をします。
コスメルは島一周と言っても道路は島の半分くらいしかありません。この道路は約65キロ。どこにもよらずに行けば1時間ほどで1周できてしまいます。
またタクシーでないといけないところもいくつかあるので、レンタカー、もしくはレンタルバイクで自由に回るのがいいと思います。小さいけれどマヤの遺跡もいくつかあります。
私がいつも借りるのはVochito(ボチート)のオープンカーです。Vochitoとはフォルクスワーゲンの旧ビートルのことです。メキシコではまだまだたくさん走っています。タスコという町に行くと、タクシーが全部Vochitoです。
いつものレンタカー屋さんに行きます。その日に返すプランを選択し、値段を聞かされます。「‼!!!‼!!!!!!」なんと、2年前より大幅に高くなってました。そんなに急に高くなるものなのかと。。。その日に返すプランは初めてだったので元々の値段はわかりませんが、いつもお願いしている24時間プランに近い値段だったと思います。それが今回は24時間プランの2倍以上の値段になってました。
なのでその会社を諦め、別の会社に行きます。コスメルにはいたるところにレンタル会社があり、フェリー降りた瞬間から勧誘が始まります。カルメンからでも予約できると思われます。
別の会社で契約をしました。Vochitoのオープンカーです。
こんなんがやってきました。
もはやおもちゃです(笑) 私はおもちゃみたいなVochitoがかわいくてすごく好きです。
当然スピードメーターは機能せず(笑)、エアコンもありません。
コスメルでは自国の免許があれば、レンタカーは借りられます。しかし、日本語で書いてある場合、学生証でもなんでも免許証と言い張れば通じるような気がしてしまいます。。。その辺はどう判断しているのでしょうか。。。(笑)
ちなみにメキシコで国際免許証は効きません。日本でも効きません(笑)
今にも壊れそうな音をさせながらドライブスタート。ぐぁんぐぁん、びぃんびぃん唸ってます。まぁ、古いし小さいのでスピード出したくてもそんなに出ませんので、むしろこれが良いと私は思います。やはり走り出すと風が気持ちよいです。
今回は行ったことの無いところへ行こうということでEl Cedral(エル セドラル)という遺跡に行きます。
El Cedralは小さな集落にこれだけがぽつんとあります。周りにはお土産屋さんがちょこちょこあります。住民らしき人がいますね(笑)
見るもの見たしさて行くかと車に乗り込んだら、なんとエンジンがかかりません(笑)
色々と試したり、お店のおっちゃんに代わってもらうものの、エンジンはかかりません。
会社に電話するかーということでおっちゃんが電話してくれます。40分ほど待ちました。するとエアコン付きオートマの乗用車がやってきました!! これ貸してくれるんかい(笑)
まぁ、Vochitoがよかったですが、贅沢は言わず一安心してまた出発です。
次は島の裏側にあるMirador(ミラドール)という所を目指します。以前は島の南端、Punta Sur(プンタ スル)にも寄っていましたが、2年前に来た時には、公園として管理され入場料が必要になっていました。ワニがいたり灯台に登って景色を見渡したり、小さな小さな遺跡がいくつかあったりとなかなか楽しいのですが残念です。Punta Surの遺跡の一つに門のような形をしたものがあります。春分と秋分の日にはその門の穴に太陽がぴったり収まるように出来ています。
チェチェンイッツァの仕掛けといい、先住民たちの観測技術にはいつも驚かされます。
そんなこんなでMirador到着
カリブ海って沖は案外荒いんですよ。
結構人が来てパシャパシャやってました。入り口にはお店もあり、休憩にはちょうど良いのかもしれません。
これはMiradorの入り口のお店です。ここではココナッツが売ってました。友人が買ったのを少し分けてもらいます。
このココナッツは今まで飲んだ中で一番おいしかったです。友人によると、このように外殻がそのままのココナッツがおいしいということです。外殻を取り除いた茶色い状態で売っているものは一度冷凍されたものなので、味は落ちると言っていました。レイノサでは茶色いココナッツが売られています。(笑)
友人はココナッツ、私はビールと一休みしたところで次の目的地に向かいます。
次はLa Perlita(ラ ペルリータ)というレストランです。このレストランは観光エリアから離れていて、ガイドブックにも載っていません地元民の住宅地にあります。Ceviche(セビーチェ)の有名なシーフードレストランです。
これはライオンフィッシュ(ミノカサゴ)のハンバーガー
カリブ海ではミノカサゴは外来種なので駆除対象となっています。見た目の華やかさとは裏腹に攻撃的で背びれに毒があります。死ぬことはないですが刺されると激痛を起こします。ダイバーの間では有名な危険魚です。
駆除するだけではアレなので食べちゃおう!!と思ったのかは知りませんが、元々食用にもなっているので、食べても問題はないです。淡白な白身魚です。焼いたり、セビーチェにしたり、スープにしたり、煮付けたり。おいしい魚です。
続いてはPan de Cazón(パン・デ・カソン)。サメです。トルティージャのラザニアみたいになっています。サメも全種類クセがなくおいしく食べられます。このメニューはずっしりとボリュームあります。
最後はCevicheです。これはタコ、エビ、貝のミックスセビーチェ。この量でSサイズです。
値段も手ごろで、量もたっぷり、味もサービスもよいので必ず満足できます。
私は7年前にコスメルでダイビングを始めた当時のインストラクター(日本人)に、このレストランを教えてもらいました。それからというものコスメルに行くたびに寄っていきます。
もう一つコスメルでおすすめできるのが、牛タンのタコスです。今回は行かなかったので写真などはありませんが、観光エリアのすぐ近くにあります。店名は忘れました(笑)
ご飯を食べたらいい時間になったので、帰りのフェリーに乗ります。
カルメンに到着後、宿で少し休んで、少し街に繰り出し最終日を楽しみます。帰りのフライトが朝早いので、帰りにも5:30のバスで出発です。
15時くらいにレイノサの自宅へ到着。せっかくなのでそのままアメリカにお買い物へ行きました。
ではまた次回。
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