病院へ行った話
さて、時間のあるうちにどんどん更新していきます。今回は病院に行った話です。
年末にバレーボールをしていて、左手の小指を痛めていしまいました。最初はよくある突き指で、ちょっとひどい突き指かなと思っていたのですが、痛みが2~3週間引かなかったので病院へ行ってきました。
海外経験はそれなりに多いですが、今回が初めての病院でした。今まで知り合いのお医者さんに直接見てもらったり、薬局に注射を打ちに行ったりしたことはありますが、ちゃんと病院に行ったのは今回が初めてでした。メキシコの薬局では医師がいるところもあり、健康相談や簡単な診察や治療をしてくれます。
薬局の話は置いておいて、病院へ行き、レントゲンを撮りました。その結果、骨折が判明しました。左手小指の第一関節が、第二関節に少し乗り上げており、骨の端っこの部分が骨折していました。
ちょっと大げさに絵を書いてみました。
赤い部分が骨折した部分です。指の形も骨折に合わせて少し盛り上がっています。折れた骨自体は小っさい骨なので重症と言うわけではありません。
痛みはほとんどなく、指も普通に動き、日常生活に影響もないということと、骨折から時間が経っていて自然治癒が始まっていたということで、診断結果はギプスも治療もなしで、自然治癒力に任せるというものでした。スポーツも普通にしても良いとのことでした。飲み薬と骨の形成を助けるプロテインのような薬をもらい、通院もなく終了です。
結果、現在は普通に生活しています。
ここからはメキシコの病院事情です。メキシコにも公立病院と私立病院があります。
私が今回行ったのは私立病院です。公立病院と比べ、設備や治療がしっかりしていますがその分治療費は高いです。注射1本の値段が数倍高いという場合もあります。しかしながら、私立病院の方が信頼度は高いです。今回対応してくれた医師は2人ですが、2人ともわかりやすく、詳細かつ詳細に診察してくれました。質問にもすべてしっかりと答えてくれて、今後の対応も明確に指示してくれてかなりの好印象でした。
ただ、「もう少し早く来てたら手術してたのになー」と言われましたが、手術しなくて良いということには安心しました(笑) 日本人の知り合い(アメリカ在住)が指を骨折してアメリカ手術を受けましたが、数か月たった今も指は完全に伸びず、痛みもまだあり、指も動かないという状況を目の当たりにしているので、「アメリカの手術でそれなら、メキシコの手術はかなりやばいんちゃうか」と思ったからです(笑) なんせメキシコは国レベルで色々雑なので怖いんです(笑)
公立病院使用の際はIMSSと言われるメキシコの社会保険に加入している必要があります。その保険のおかげもあり安く利用できるようになっていると思われます。
公立病院についてよく聞くのが「待ち時間がめちゃくちゃ長い」です。診断まで数時間待たされるのは当たり前のようで、ある友人は体調不良の子どもを抱えながら5時間待ったと言っていました。また何時間も待たされ、該当する科の医師がいないから帰らされ、翌日も長時間待ったとか、診察が雑とか結構な悪い噂を聞きます。激しい雨が降ったときにめちゃくちゃ雨漏りしている映像も見たことあります。これらはあくまでも聞いた話ですが、公立病院に行くのを勧められたことがないです。
ちなみに私は社会保険の他に個別の保険(日本で言う生命保険や医療保険)に入っており、私が今回行った私立病院グループのメンバーシップもついていたので初診料が無料になったり治療費の割引が受けられました。保険は保険料がかかるのでみんなが気軽に入れるものではないようです。ちなみに自動車保険に入っていない人も結構います。
私の指の話に戻りますが、指の変形は戻らず、うっすらとした痛みはずっとあるでしょうとのことです。ただ、釣りも普通にできたので問題ないでしょう(笑)
痛みが悪化するようであればまた病院です。まぁ、今回は海外の病院と言う新しい経験ができたので良しとしましょう(笑)
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